ゆり図鑑

清楚な白、鮮やかなピンク、明るい黄色、艶やかな赤。それぞれが輝く個性を演出する68品種。

OH ハイブリッド

OT ハイブリッド

LO ハイブリット

LA ハイブリッド

AS アジアティック ハイブリッド

ゆりの楽しみ方

『ゆりの効果・効能』

ゆりの甘い香りは副交感神経に作用して、新陳代謝を高め人体のホルモン分泌を促し、糖尿病・肥満等に効果があると言われています。色とりどりの花は心や身体のバランスを整えてくれるセラピー効果があります。白いゆりは神経の安定効果、赤や黄色のゆりは気分を明るくしてくれます。葉の緑は目の疲れを緩和し、安らぎを与えてくれる効果があります。

『お庭にゆりを』

鉢植えで楽しむなら花が咲くまでは、できるだけ日当たりが良く、風通しの良い場所に置いて、水は2~3日に1回充分に与えましょう。花が咲いてきたら、風や雨のあたらない場所に置くと長持ちします。花が咲き終わったら、土を落とさないように大きめの鉢に培養土や、畑の土で植え替えてしてあげて下さい。
お庭に植えかえるなら場所は、風通しが良く、水はけの良い所を選びましょう。ポットの土を落とさないようにあらかじめ掘った穴に深めに植えて下さい。 同じ場所で何年も育てると病気にかかりやすくなったり、球根がやせてくるので2~3年ごとに秋の植替え時に場所を移動してあげると長く楽しめます。

『来年もきれいなゆりを咲かせるには』

ほとんどのゆりは開花中に自然交配し、子房がふくらんで種子ができてしまいます。ユリの種子からの育成は一般家庭ではむずかしいので、花がしぼんだら、花を摘み取りましょう。摘み取らずにそのまま放っておきますと、種子に養分をとられて球根がやせてしまい、翌年花が咲かなくなってしまいます。また球根は花を咲かせようとした時に栄養を取られてしまい、3分の1程度に痩せています。花を摘んだ後の葉や茎は、太陽の光を浴びて光合成を繰り返し痩せた球根に養分を送ってくれますので、そのまましばらくの間残しておくと良いでしょう。寒冷地では霜が降りる前に落ち葉や藁を敷いて球根が凍らないよう注意しましょう。

ユリ苗の育て方

鉢植えで育てる場合

購入したユリは鉢が小さすぎて十分生育しにくいので、出来るだけ早めの植え替えが必要です。植え替える鉢の大きさは7号鉢:約直径24×高さ20以上の鉢を用意してください。土は水はけの良い土、または市販されている園芸用の土で大丈夫です。

植え替え方
  • 1.

    用意した鉢の1/3まで園芸用の土を入れてください。

  • 2.

    ユリ苗を鉢から根を傷めないように注意しながら、そっと苗を抜き用意した鉢へ移してください。

  • 3.

    ユリ苗の表面の土が隠れるくらいの深さに高さを調節してください。

  • 4.

    鉢の周囲の隙間に根を傷めないように注意して土を入れてください。

  • 5.

    水を十分に与えて、植え替え作業終了です。

水やり

鉢の表面が乾いたら、もしくは鉢を持ってみて軽くなっていたらたっぷりと水を与えてください。ただし必要以上に水を与えると根腐れを起こしますので注意が必要です。

冬の管理

球根は掘り起こさずに鉢のまま風通しの良い場所においてください。ユリは極端な乾燥は嫌うので長い間、雨が降らないときは水を与えてください。肥料は必要ありません。

花壇や庭へ植え替える場合

植え場所は、水はけがよく風通しの良い場所を選びましょう。土は水はけがよければその場にあった土で大丈夫です。日当たりが良い場所を好むユリと半日陰を好むユリがあります。植えこむ前に確認しましょう。

植え替え方
  • 1.

    ユリ苗の鉢の2倍位(20〜30cm)の穴を掘ります。

  • 2.

    ユリ苗を鉢から根を傷めないように注意しながら苗をそっと抜き空けておいた穴に移してください。

  • 3.

    ユリ苗を鉢から根を傷めないように注意しながら苗をそっと抜き空けておいた穴に移してください。

  • 4.

    掘った穴の隙間に根を傷めないように注意して土を入れてください。

  • 5.

    水を十分に与えて、植え替え作業終了です。

水やり

雨水が当たるところでしたら基本的に水を与えなくて大丈夫です。ただし1週間以上雨が降らない日は朝の涼しい時間に水をたっぷりと与えてください。

冬の管理

球根は掘り起こさずそのままにしておき、露が降りる前に敷きわら、枯葉などを2〜3cm位の厚さに敷き詰めてください。

翌年も美しく咲かせるためには

花がら摘み

花が咲き終わったらすぐに花がらを摘みます。ユリは花弁の根元に種子をつけます。種子をつけると球根から種子に養分を取られてしまい、球根が痕せてしまい翌年花が咲かなくなってしまいます。咲き終わった花は花首の所で手で折ってください。
ただし 茎や葉は光合成をし、球根を肥大させるので、葉が枯れるまで切らずに残してください。

肥料の与え方

花が咲き終わったらお礼肥を与えてください。翌年の春に芽が出だしたら、肥料を与えてください。肥料は、市販の化成肥料、有機肥料、ハイボネックス(液体肥料)等で結構です。

ゆりのQ&A

Q. 球根は毎年掘り起こすの?
A. 掘り起こさなくて大丈夫ですが3年位を目安に掘り起して場所を移してあげるとより長く楽しむことができます。
Q. 6月、7月の頃元気に育っていたユリが突然折れてしまった。
A. シンクイ虫という虫の原因です。残念ながらもとに戻すことはできません。毎年被害にあうようでしたら5月〜7月にかけて定期的に殺虫剤を散布してください。
Q. ピンクや黄色のユリを購入したのに、白い花が咲いた。
A. ユリは温度変化に敏感で特に涼しい場所から気温の高い場所に移動すると色がぼけて白くなってしまう場合があります。
ただし翌年は色が戻ることがあります。
Q. 同じ所からユリの茎が2本出てきた。
A. 分球といって1個の球根が2つに分かれています。秋に球根を掘り上げて2つに分けそれぞれ場所を移動して植えると球根を増やすことができます。
Q. 下葉の方から薄茶色の斑点が出来てきた。
A. カビの病気です。早めに殺菌剤を散布してください。長雨が続いたり、水はけが悪い場所にあるとおこりやすい病気です。
Q. ユリって毎年花が咲くの?
A. 定期的に管理をしていれば毎年花を咲かせることができます。ユリの育て方を参考に管理出来れば来年はもっと立派な花を咲かすことができます。
Q. 去年購入したユリが今年は芽が出でない。掘り起こしてみたら球根がなかった。
A. 水はけが悪くて球根が腐ってなくなってしまったか、ネズミなどに食べられた可能があります。